TOGETHER, IMPROVING LIFE

 

革新的なePEメンブレン採用の

次世代GORE-TEX PRO プロダクトテクノロジー

“責任あるパフォーマンス”を追求し、

PFASフリーとカーボンフットプリント削減を実現 

W.L.Gore & Associates

日本ゴア

 

 “レスポンシブル・パフォーマンス”(責任あるパフォーマンス)に取り組む日本ゴアは、この秋、世界初の「次世代GORE-TEX PRO プロダクトテクノロジー」の先行体験・説明会を開催しました。より環境負荷が小さく、PFAS(有機フッ素化合物)フリーを実現するために「GORE-TEX」では、革新的なePE(延伸ポリエチレン)メンブレンへの移行を進めています。2025年秋冬シーズンはついに“最高のパフォーマンスを追求”する「GORE-TEX PRO」でもePEを採用!次世代GORE-TEX PRO プロダクトテクノロジーの導入を開始します。PFASフリーとカーボンフットプリントの削減を実現した次世代GORE-TEX PRO プロダクトは、極限の過酷な環境下での長期のアクティビティに対応しながら人と地球を守る、“責任あるパフォーマンス”を約束します。

 

阿部 功さん(左)

日本ゴア GORE-TEXブランド 

アカウントマーケティングスペシャリスト

日系メーカーでエンジニアとして勤め、2012年に日本ゴアに入社。工業製品のフィールドセールス、キーアカウントマネージャー、次世代エネルギー関連のセールスを経て、2023年12月より現職のアウトドア分野のマーケティングスペシャリストに。

 

大貫 英昭さん(右)

日本ゴア ファブリクス・ディビジョン 

セールスリーダー

1996年東レに入社、機能性テキスタイルの販売などに携わり、その後アディダスジャパン、化学業界などで要職を歴任し、2017年日本ゴアに入社。ファブリクスディビジョンにてフィールドセールスを担当し、セールスリーダーに就任、以来現職。

 

日本ゴアが取り組む“レスポンシブルパフォーマンス”とは

妥協の許されない極限条件でも環境配慮と機能性を両立させる

 

 「GORE-TEX」を手掛ける日本ゴアは、パフォーマンスと同様の高いレベルで持続可能性に取り組み、それを“レスポンシブル・パフォーマンス”という言葉で表現しています。耐久防水性に代表されるパフォーマンスの追求と、環境に配慮した素材作りの両立のため、92年以来、消費者向け機能性ジャケットのLCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、22年秋冬にはPFASを排除した新素材ePE(延伸ポリエチレン)メンブレンを発売しました。

 そして今回、ゴア社は妥協の許されない極限条件の雪山登山やアイスクライミングなどに対応する「次世代GORE-TEX PRO プロダクトテクノロジー」を発表しました。大雨や大雪でも衣服内をドライで快適に保つ機能性と、PFASフリーと二酸化炭素排出量削減を実現した次世代GORE-TEX PRO プロダクトは2025年秋冬から世界中の様々なブランドが採用する予定です。

 

次世代GORE-TEX PROプロダクトは、メンブレンと表生地により※、カーボンインパクトが削減されます。 ※ラミネートの種類により異なります。

 

革新的なePEってどんな技術?

PFASフリーを実現しながら最高基準を満たす

 

 高い防水性と透湿性に代表されるGORE-TEXの“機能の要”となるメンブレン(膜)の素材が、従来のフッ素ポリマーを加工したePTFE(延伸ポリテトラフルオロエチレン)から、環境への負荷の少ないePE(延伸ポリエチレン)に進化しました。ゴア社は長年の専門知識を駆使してePEを強力な多孔質材料に作り変え、耐久防水性・防風性・透湿性を備えた軽量で薄く丈夫なePEメンブレンを開発。これにより、PFASフリーでありながら、最終製品としてゴア社の定める製品耐久性および耐久防水性・透湿性・防風性の基準を満たした製品となり、製造工程における二酸化炭素排出量の削減も実現しています。

 

LET'S TRY CAVING with NEW GORE-TEX PRO

最高品質の次世代GORE-TEX PROを

洞窟探検(ケービング)で体験してみました

 

 次世代GORE-TEX PRO プロダクトテクノロジーの機能性を体験するために、プロ登山家の竹内洋岳さんと氷が残る天然記念物“富士風穴”のケービング(洞窟探検)にチャレンジ!「ePE」採用の次世代GORE-TEX PRO プロダクトのジャケットは、気温の変化や滴る水をものともせず、しなやかな着心地を体感しました!

 

「ゴアテックスで私たちは進化し、本来、人類が到達できない世界に挑戦できる」と語ってくれたプロ登山家の竹内洋岳さん。

新素材「ePE」採用のジャケットを着用し洞穴へ!溶岩流の岩肌の暗闇を進むには高機能ウエアとヘルメットが必須。水をはじく高い撥水性はもちろん、衣服内も快適!厳しい環境で活躍する耐久性を実感しました。